ユヴェントスMFクラウディオ・マルキージオが、『ツイッター』での発言を改めて謝罪するとともに、試合を実況したジャーナリストの仕事を侮辱する意図はなかったと釈明した。

2日のコッパ・イタリア準決勝セカンドレグ、インテル対ユヴェントスの一戦を欠場したマルキージオ、イタリア国営放送『Rai』で試合を観戦した。初戦を3-0と制していたユーヴェは、3失点してPK戦までもつれ込まされたが、最終的に2年連続決勝進出を果たしている。

マルキージオは延長後半、ユーヴェFWシモーネ・ザザにイエローカードが出されたことに、『ツイッター』で「彼らはザザが蹴ったと言う。目の見えない人が実況しているんだ」と不満を表した。

この発言でマルキージオのアカウントは炎上し、大きな反響を呼ぶことに。『Rai』やイタリアジャーナリスト労働組合がマルキージオを批判。後者は、ユヴェントスやリーグ、イタリアサッカー連盟に対し、マルキージオへの処分も求めている。視覚障害者への配慮も足りないとの声もあがった。

これを受け、マルキージオはSNSで声明を出し、軽率だったとしながらも、実況者を侮辱する発言ではなかったと主張している。

「一つのプレーに関する自分のコメントが、他人の仕事を『非合法化するもの』とされたことには驚いた。僕らそれぞれに、試合に関する評価を言う権利がある。サッカー選手として、僕はファン、記者、コメンテーターとあらゆる類のコメントや意見を受け入れることに慣れている」

「目の見えない人という発言については、たとえ冗談めかしたものであったとしても、自分の失態であり、間違っているし、不適切だった。このことについては謝罪する。そのときの感情に流されてしまった。こういうことがあってはならない」

Sono sorpreso che un mio commento ad un’azione di gioco sia stato definitocome una “delegittimazione” del lavoro...

Posted by Claudio Marchisio on 2016年3月3日