26日、春季キャンプの全体練習を打ち上げた横浜DeNAベイスターズ。アレックス・ラミレス監督からは、キャンプのMVPとして投手陣から今永昇太、野手陣からは飛雄馬の名が発表された他、インフルエンザでキャンプ中に休養した上田佳範外野守備走塁コーチには3000万円の損害賠償を求めるジョークでチームを盛り上げた。

だが、3人のキャッチャーを併用した昨シーズン、チームは12球団ワーストの68暴投を記録するなど捕手のレベルアップは最優先課題となっている。するとラミレス監督は、バッテリーエラーを減らし捕手をフォローする目的でベンチから配球のサインを出すとしており、賛否両論を呼んでいる。

すると26日のフジテレビ「すぽると!」では、野球解説者・江本孟紀氏がDeNAベイスターズのキャンプを総括。「ラミレスという人は、プロ野球では貴重なパフォーマンスができる監督なんでそれを活かしてほしい」と期待を寄せるも、「時々賢そうなことをしようとすることがもう一つ」とダメだしも。

また捕手への配球サインについては「これはやめた方がいい。無駄です」とキッパリ。「MVPをやってましたけど、シーズン終わってMVPが取れるような選手を作ってもらいたい」と言葉を続けた。