ラツィオは4日のセリエA第15節で、ユヴェントスにホームで0-2と敗れた。ステファノ・ピオリ監督は試合後、落胆した様子で次のように述べている。

「デリケートな時期だ。今夜の我々はもっとやらなければいけなかった。十分な試合ではあったが、素晴らしい試合をしたわけではない。アプローチは良かったが、最初の5分では不十分なんだ。相手の最初のチャンスで失点しているのだからね。それから難しくなった」

ラツィオは6試合で5敗目だ。さらに緊張が増している。

「結果が良ければ自信になるのと同じで、悪い結果は自信を奪う。今夜の我々は苦労した。予測しやすいプレーし、ユーヴェに試合をさせてしまったんだ。今は謙虚に再出発し、最近よりももっとできるはずだということを理解しなければならない」

苦境を隠す言い訳はない。

「(セナド・)ルリッチが離脱したことは関係ない。全体の状況を決める選手ではないからだ」

いずれにしても、ピオリ監督はすでに明日のことを考えている。

「大事なのは、選手たちが信じ、このユニフォームへの気持ちを持っていることだ。我々は期待を大きく下回ってしまっている。急いで流れを変えなければいけない。だが、リスタートするためのチャンスはあるんだ。我々はこの状況を抜け出したいと思っている。もっとやれるように仕事するよ」