独2部のMFが女性審判への暴言を謝罪「退場に過剰反応してしまった」

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 ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフに所属する元U-21トルコ代表MFケレム・デミルバイが、女性審判員ビビアナ・シュタインハウス氏に謝罪した。1日、ドイツ誌『スポーツビルト』が報じている。

 デミルバイは11月29日、ブンデスリーガ2部第16節のFSVフランクフルト戦に先発出場し、2得点を決めデュッセルドルフの2−1の勝利に貢献した。しかし55分に1枚目のイエローカードをもらうと、85分にも2回目の警告を受け、退場処分となってしまった。すると同選手はシュタインハウス主審に対し「男たちのサッカー界に女は必要ないと思うよ」と捨て台詞を吐き、ピッチを後にしたという。

 この暴言はブンデスリーガを運営するドイツ・フットボールリーグ社(DFL)にも報告され、調査も行われた模様。デミルバイは自身のインスタグラムですぐに謝罪を表明している。

「本当に心から申し訳ないと思っている。あんなこと言うべきではなかった。日曜の試合はチームにとって非常に大事な一戦で、僕自身とても感情的になっていた。だから退場処分に対して過度に反応してしまった。本当に申し訳ない」

 ただし、すでに同選手は個人的に直接シュタインハウス主審にも謝ったとのことで、「彼女が僕の謝罪を受け入れてくれて良かった」とも記している。