本好きの夢! 本屋さんに「住む」ことができるイベントが大阪で開催
画像はイメージです(xdxd_vs_xdxdさん撮影、Flickrより)
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年11月5日放送で、「本屋に泊まるイベント」について取り上げていました。
秋と言えば「読書の秋」。読書にちなんであるイベントが開催されました。ですがそのイベントに参加できたのは150倍の倍率をクリアした人のみ。その人気イベントとは、「モニターツアー ジュンク堂に住んでみる」です。
「本屋さんに住む......」、本好きにとっては夢のような響きですよね!このイベントが行われたのは、10月31日(土)午後10時〜11月1日(日)午前8時30分。会場となったのは売場面積2970平米のジュンク堂書店千日前店(大阪市中央区難波千日前)です。蔵書数はなんと90万冊あり、特に専門書が充実していて他の店にはない本でもここに来れば見つかると言われるほどだそうです。
今回の「ジュンク堂に住んでみる」という企画に約750通の応募があり、その中から20歳から58歳までの5組10名が選ばれました。参加の条件は「とにかく読書が好き(18歳以上)」ということです。
協賛企業から本を読むためのサポートグッズも提供
イベントに参加した人は"本好き"という共通点があってか、最初から和やかな雰囲気です。参加者にはまずイベントの協賛企業10社から提供された商品が配られます。その内容は"一晩快適に本を読むためのグッズ"。イスにもベッドにもなるエアーマットに、着たまま歩くことができる寝袋、そして携帯電話のバッテリーまで。カフェコーナーには協賛企業から提供された食べ物や飲み物も取り揃えられました。
本棚の前に陣取って次々に本を読めることに喜びを感じる人や、90万冊もある蔵書にどうしていいのか戸惑う人もいます。深夜3時になると店内の一部が消灯となりましたが、わずかについている明かりの下で読書を続ける参加者たち。午前4時前になるとようやく本を置いてみんな眠りにつきました。最後にはジュンク堂の特別住民票をもらってイベント終了となりました。参加者は10時間で平均6冊の本を読んだそうです。
夜中なのに書店にいるというプレミア感が楽しくて、書店がますます好きになったと参加者に好評でした!(ライター:ツカダ)