「グーキーグーキーおっともーイエス!」 金沢でしか使わない不思議な言葉の謎
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2015年11月4日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、金沢の子供たちによる、グループ分けの時の不思議な声かけの謎について調べていました。
金沢の子供たちは2グループに分かれる時、「グーキーグーキーおっともーイエス!」と、かなり特徴のある声かけをします。
この掛け声の由来は一体何なのでしょう?
画像はイメージです
方言を耳で覚えて変化
先程のような声掛けをしているのは、ほぼ金沢だけ。白山市になると「グッパーで組み作りましょうね。」加賀市は、「グッパーでポン!」、小松市「グーキーグーキーじゃんけんぽん!」、輪島市は、「グーとパーで別れましょ」と意味が明確に分かる声掛けです。
金沢の子供たちもその意味を知らないので、大人にも聞いてみると、「おっともんやす!」「おっともーやす」など、正しい言い方を知らず早口でごまかしたりしていました。
方言を研究している金沢大学の加藤教授によると、もともとは、グーとチョキで一緒になった者同士「合う」という意味の方言「おうたもんや」が原型ではないかということ
「グーキーグーキーおうたもんや」→「おっともんや」→「おっともんイエス」。もともと方言は文書に書かないので、耳で覚え、都合よく解釈されて変わってきたのだろうということです。
「おっともん」から「友」を連想していましたが、違いました。それにしても、面白い変化ですよね。(ライター:りえ160)