「おじさんっぽい」と思われてしまう男性の言動とは?
若くてもおじさんっぽい男性もいる。「おじさんっぽさ」とは一体どこからくるものなのか。今回はマイナビニュース会員のうち独身男女300名に、「おじさんっぽい」男性の言動について聞いてみた。
Q.男性の言動に「おじさんっぽい」と思ったことはありますか?
はい (男性)26.7%/(女性)26.7%
いいえ (男性)73.3%/(女性)73.3%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんな言動でしたか? 「おじさんっぽい」と思ったのはどうしてですか?
■おしぼりでゴシゴシ
・「居酒屋で同僚がおしぼりで顔を拭いていて、おじさんっぽいなと思った」(27歳男性/情報・IT/技術職)
・「居酒屋でおしぼりで顔だけでなく、腕とか他にもふきまくる」(48歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「飲食店のおしぼりで顔からおでこ、首までしっかり拭く姿は、会社の上司たちとおんなじで、おじさんっぽいと思ってしまった」(33歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「つまようじを持っていた」(31歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
■やっぱりおやじギャグ
・「友人が親父ギャグにどや顔し始めた時、まだアラサーだぞ…」(30歳男性/人材派遣・人材紹介/その他)
・「親父ギャグが多い、見た目若いのに」(31歳男性/電機/技術職)
・「だじゃれに」(35歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「笑いを取りたがる」(22歳男性/アパレル・繊維/技術職)
・「ギャグが古い」(39歳女性/自動車関連/事務系専門職)
■居酒屋にて
・「とりあえずビールと枝豆……リーマンの典型」(50歳以上男性/その他/その他)
・「とりあえず生でいいか、と勝手にメニューを決めるから」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「"花金"と言われたとき」(33歳男性/その他/販売職・サービス系)
・「お酒を飲むとすぐ眠くなる」(33歳女性/商社・卸/事務系専門職)
■説教くさい
・「会話が説教臭かった等」(24歳女性/その他/事務系専門職)
・「人を諭すような、人生の先輩風を吹かしたようなことを言ったから」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「自慢話ばかりすること……現在の自分を棚に上げ、過去の栄光をひけらかすから」(37歳女性/商社・卸/事務系専門職)
■すぐ昔語り
・「『昔は〜』から始まる会話」(35歳男性/情報・IT/事務系専門職)
・「『俺の頃は……』とすぐに昔話をしようとすること」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「『俺昭和生まれだから』: 自分より2歳しか上ではないのに『昭和』という響きでおっさん臭さを醸し出していた」(26歳男性/その他/その他)
・「説教のときに昔話が入る……30代前半の先輩が、自分が新入社員の頃はこうだったからこうしろ、あーしろと後輩に言っていたのを聞いて、昔の自分の経験を押し付けるのはおじさんっぽいと思った」(29歳男性/不動産/その他)
■掛け声が必要
・「立ち上がる時に どっこいしょ とか言うのはおじさんぽいな」(23歳女性/農林・水産/技術職)
・「どっこいせーなど、いちいち動作に掛け声をつける人」(28歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「思わず『よっこらしょ』と言ってしまったり、予備動作が多い事……全般に機敏さに欠けて見えてしまうから」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)
■明らかな体力の低下
・「同級生の友達が、肩が凝った、腰が痛いなど会う度に体の不調を話してくること」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「少しのきつめの動きをしただけで汗をかいてぜぇぜぇ言っている体力の衰えが明らかに見えるので」(32歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「覇気がない」(48歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)
・「疲れたと言う」(30歳男性/その他/事務系専門職)
・「ふうとよくため息をつくこと」(28歳男性/金融・証券/専門職)
■その他
・「アイドルの顔がみんな同じに見えるとか、何だかおじさんくさいから」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「『へぶしょい』とくしゃみをしたから」(20歳未満女性/医療・福祉/専門職)
・「風呂に入る時にうなる」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「スーツがヨレヨレで猫背で歩いている」(34歳女性/その他/その他)
・「寝ているときに無意識のうちに、おなかや下半身のあたりをボリボリかいていたから」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「自分のことをワシという」(27歳女性/ソフトウェア/販売職・サービス系)
■総評
いわゆる"おじさんっぽさ"はどこからくるのか、セルフチェックも兼ねて参考にしてみてほしい。
圧倒的に多かったのは「おしぼりで顔を拭く」という指摘。「若い人はしない」「同僚がしていて上司と同じだと思った」という声のとおり、これをやり始めるとぐっとおじさん度が増してしまうようだ。顔だけでなく、腕や首筋までゴシゴシやり始めたら、相当なおじさん上級者。気をつけよう。
次に、おじさんの代名詞とも言える「おやじギャグ」を好むこと。そればかりではなく「ギャグが古い」という指摘もあった。また居酒屋で「とりあえず生」もおじさんの常套句。「花金」「ドロン」なども、おじさんに思われたくないならぐっとこらえたいNGワードだ。
説教くさいのもおじさんの特徴。「俺の頃は〜」「昔は〜」「昭和だと〜」など昔語りを始めるのもおじさんのようで、こうなると若者でも一気に老けた印象になってしまう。「すぐ自慢話をする」という声もあったが、そこに「過去の栄光」もちらつかせるようになると、もはやおじさんと言われても仕方ないかもしれない。
もう一つ「よっこらしょ」「どっこいせー」などと言ってしまう、という指摘も非常に多かった。立ち上がるときにうなる、動作にいちいち掛け声をつける、全般的に機敏さに欠ける、という意見もあった。体力が落ちている点を挙げている回答も多く、「腰が痛い」「肩が凝る」というのはがんばって働いているの証拠なのだろうが、「それをわざわざアピールしてくるのがおじさん」という声は何となくうなずける。
その他、おじさんを感じさせる言動としては「『アイドルの顔がみんな同じに見える』という」「くしゃみが大きい」「スーツがヨレヨレ」「風呂でうなる」「一人称がワシ」といった意見が挙がっていた。当てはまる項目が多かった人は気をつけよう。
調査時期: 2015年8月13日〜2015年8月16日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性150名 女性150名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません
(アリウープ)