8月30日に開催されたリトルリーグ世界選手権決勝は、18対11で日本の東京北砂がペンシルバニアを下し、見事優勝を果たした。この試合で北砂が演じた8点差を跳ね返す大逆転劇が、海外のネットでも話題になっている。

先攻の北砂は初回に2点を先制したが、すぐさま10点もの大量失点で8点の差を付けられてしまった。

しかし2回に7点を返すと、つづく3回には2本の本塁打で逆転し、怒涛の乱打戦を制し世界一に輝いた。

この試合を見たアメリカの野球ファンはネット上で「これほど熱狂的な試合を見たことはない。日本チームの逆転劇を見ることが出来て良かった」「見ていて最高に面白い試合だった」などと、激しい点の取り合いに驚きの声をあげていた。

他にも「彼らが勝ったのは本当に良く訓練されているからだ」「日本のリトルリーグの練習を見たことがある人は、彼らが勝つのは当然のことだと思うだろう」と、日本のリトルリーグの練習に関してのコメントも上げられていた。

また、「8点ものリードがあったペンシルバニアの方がバットを叩きつけたり泣いたりと、彼らを応援するのは少し難しかったね」と、やや感情的になったアメリカの子どもたちのプレーに対する否定的なコメントも見られたが、「決勝まで闘い抜いた12歳の子どもたち両方におめでとうと言いたい」と、少年たちへのねぎらいの言葉なども数多く見られた。