あなたの夢にはどんな意味が?

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夢は、あなたの願いを叶えたり、問題を解決するためのメッセージでいっぱい。今回は夢判断に詳しいマリィ・プリマヴェラさんに、夢判断のポイントなどを聞いてみました。

Q. 自分で夢を分析&診断するときのコツは?

A. 夢日記をつけ、キーワードを拾って

「深層心理を表す夢を分析すると、潜在的な悩みや感情に気づき、対処もしやすくなります。目覚めたら夢の内容を正確に思い出し、メモや録音により記録して。まずは、“こんな感じだった”という夢全体の印象がポイント。明るく楽しい雰囲気であれば吉、逆に暗さや憂うつさが残れば凶と判断。また、夢の中でどんな感情を持ったかということも大切。何かに対してネガティブに感じたとしたら、そこに悩みの種がある可能性が。さらに、誰がどこで何をしていたかもチェックを。そこで話される言葉や起こる事件、行動には、警告やアドバイスなど重要なメッセージが隠されています」

Q. 悪夢は、悪いことの予兆? 見たら、何か対策をとったほうがいいの?

A. 問題が見つかったときは、前向きに対処を

「悪夢は、現実世界であなたが何らかの心配事や恐怖心を抱いていることを教えてくれています。つまり、悪いことが現実に起こる前に対処するチャンスを与えてくれる、吉夢ともいえるのです。見たら一度、自分の心に問いかけてみて。もし、悩みに気づいたら目を背けず、ポジティブに克服する方法を見つけ、対処しましょう。また、悪夢を見たら前向きなストーリーを思い浮かべ、続きを見ようと試みることも大切。夢は潜在意識の表れなので、訓練すればコントロールできるようになります。すると現実でも前向きな考えをするクセが身につき、成功を手にする可能性が高まります」

Q. 定期的に同じ夢を見るのには、何か意味があるのでしょうか?

A. 克服すべき問題があることの警告!

「繰り返し同じ夢を見るというのは、長いあいだ気にかかっている、片付いていない問題があることの表れです。放っておくと大きなトラブルになりやすいので、夢の印象や登場人物、感情、行動、場面をきちんと分析して、あなたに伝えようとしている警告を読み取って下さい。たとえ、まるっきり同じ内容ではないにしても、似た印象や展開の夢を見たときは要注意。深く分析してたどっていくうちに、結局は同じメッセージを告げているものだということに気づく場合もあります。夢が教えてくれていることをきちんと理解して対処し、解決すれば、もうその夢は見なくなるでしょう」

※『anan』2015年6月24日号より。イラスト・kaoru(k+)文・重信 綾 《anan編集部》