日本自動車工業会(本部・東京都港区、張富士夫会長)が27日に発表した2006年11月の四輪車の生産実績は、13カ月連続で前年を上回った。また、輸出実績も16カ月連続で前年増となった。

 生産台数は、前年同月比7.4%増の103万3349台で、13カ月連続で前年実績を上回った。乗用車の生産は87万8825台(同8.8%増)で、 13カ月連続の前年実績増。トラックは14万6134台(同1.2%減)で2カ月連続のマイナス、バスは8390台(同25.6%増)で22カ月連続のプラスだった。

 一方、国内需要は45万2629台(同2.3%減)で、8カ月連続の前年実績割れとなった。乗用車は36万2253台(同0.9%減)、トラックは8万9281台(同7.6%減)、バスは1095台(同5.7%減)。

 10月の輸出台数は55万5295台で、前年同月を24.6%と大幅に上回り、16カ月連続で前年実績増となった。輸出金額は、車両分98億276万ドル、部品分23億1827万ドルの総額121億2103万ドルとなり、前年同月を17.1%上回った。【了】

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