日本時間7日、W杯ブラジル大会前最後の一戦となる国際親善試合は、日本代表がザンビア代表を相手に4-3で競り勝つも、前半に2失点。本田圭佑の2得点、香川真司、大久保嘉人のゴールで逆転する結果となったが、アフリカ勢の身体能力やスピード、勢いに驚異を感じる内容でもあった。

すると試合中継直後に放送がはじまった「2014 FIFA ワ―ルドカップ 開幕直前ブラジルガイド!」(テレビ朝日)では、サッカー解説者・松木安太郎氏、名波浩氏がさっそく試合を振り返った。

「攻撃面はすごいいいものがあった」という松木氏は、「ただ、やっぱり最初の何分間で点を獲られるっていうのはキツイ。ここが一番修正しなきゃいけないと思います」と前半の失点を問題視。それでも「今日のザンビア戦は全て入ってた」というと「リズムの変化が必要だったり、ベンチワークが必要だったり、全部入ってるゲームだったからよかった」と説明した。

すると名波氏は「もうちょっとぬるい相手かなっていう予想はあった」と話しつつ、「このゲームでピリッとしたのは間違いない。課題と言うか、明るい材料としてザッケローニ監督がスタメンを誰にするって更に悩むと思うんですよね。サブ組と言われる選手達が頑張ったのがよかった」と評価。そんなサブ組の一人で決勝ゴールを決めた大久保について訊かれると、松木氏は「大久保だよ、大久保」と興奮気味に連呼した。