スマホ所有率10-20代男性は7割弱、女性は8割に - マイボイス調査
マイボイスコムは3月7日、スマートフォンに関するインターネット調査を実施、その調査結果を発表した。調査実施期間は2月1日から5日で、回答数は1万714件となっている。
調査結果によると、スマートフォンの所有率は46.4%で、2013年2月調査時より約11ポイント増となった。所有率は若年層ほど高く、男性10・20代は7割弱、女性10・20代は8割、30・40代は5〜6割、50代以上は3割強となっている。
スマートフォンの購入状況については、 「持っていた携帯電話と同じ携帯電話会社のスマートフォンに機種変更した」は、スマートフォン所有者の64.9%で、女性や30代で多くなっている。
NTTドコモ利用者では7割強と他キャリア利用者より多い傾向で、「前の携帯電話を解約し、違う携帯電話会社のスマートフォンに買い替えた」は15.2%で、『(au)iPhone5』『(au)(SoftBank)iPhone5c』の所有者で3〜4割となった。
また、「スマートフォンを持っており、スマートフォンから機種変更・買い替え・追加購入した」は9.4%で、SoftBank所有者で1割強みられた。
スマートフォン所有者が利用している機能・サービスは、「通話(電話回線を通じて)」(89.1%)の他、「携帯電話のメールアドレスでのメールの送受信」「カメラ」「時計、アラーム」「スマートフォン用のWebサイト閲覧」などが7〜8割で上位にあがっている。
過去調査に比べ、「カメラ(写真)」「時計、アラーム」「チャット」は増加傾向、「携帯電話のメールアドレスでのメールの送受信」「パソコン用のWebサイト閲覧」「パソコン用のデータの利用・共有」は減少傾向となった。
「チャット」は年代差が大きく、10代は8割弱だが、50代以上では3割弱で、その他、「音楽再生」「動画の視聴」「ゲーム」「ソーシャルメディア」なども年代差が大きく、若年層で多い傾向となっている。
スマートフォンの利用意向者は49.7%で、10・20代では各7〜8割、特に女性10代は「とても利用したい」が7割と利用意向が高くなった。
また、利用意向はスマートフォン所有者では8割強だが、非所有者では2割強にとどまる。『iPhone5、5s、5c』所有者では9割に達した。
なお、スマートフォン利用意向者に、選定時の重視点を聞いたところ、「バッテリーの持ち時間」「本体価格」が各5割前後で上位2位、以下「通信料金」「通信速度が速い」「多機能である」「デザイン・色がよい」などが続いた。
「多機能である」「メモリー、保存容量」は若年層、「デザイン・色がよい」は女性若年層で多く、「画面が大きい」「文字入力のしやすさ」は女性50代以上で多くなっている。
スマートフォン非所有者では「通信料金」「本体価格」が上位2位、「機能がシンプルである」も多くみられた。