米国カリフォルニア州グレンデールに建てられた慰安婦平和の少女像を撤去するよう求める請願が12月11日、ホワイトハウスのサイトに掲載された。その後20日が過ぎた1月1日現在、署名が10万人を突破したことが分かった。複数の韓国メディアが報じた。

  請願には、「平和の少女像が日本と日本国民に対する憎悪をあおっている」という理由が記されており、 請願を呼び掛けているのは自分のフェイスブックの少女像を嘲笑する写真を上げ、テキサス州のトニー・マラーノ氏と推定される。

  韓国メディアは、日本の極右勢力が、米国のグレンデールに建てられた慰安婦平和の少女像を撤去しろと声を高めていると指摘。

  ホワイトハウスの請願に10万人が支持署名をしたが、これは12月に日本維新の会所属国会議員がグレンデールを訪問し、少女像設置に抗議したことに歩調を合わせ、極右性向の日本人たちが組織的に署名に参加した結果と解釈。

  ホワイトハウスの規定では、申立てが提起されてから30日以内に10万人以上が支持署名をすると、関連部署が請願について公式回答を表明する。

  オバマ政権の回答内容が、今後の米韓や日米関係の「試金石」になる可能性もあるため、その回答について関心が集まっていると韓国メディアは伝えた。(編集担当:李信恵)