シンガポールで16日、日本の武士に扮した男性が地下鉄に乗車し、武器の携帯容疑で逮捕される事案が発生した。男性は日本刀らしきものを携帯していたため逮捕され、最高で5年の懲役およびムチ打ち6回の処分を受ける可能性があるという。(イメージ写真提供:123RF)

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  シンガポールで16日、日本の武士に扮した男性が地下鉄に乗車し、武器の携帯容疑で逮捕される事案が発生した。男性は日本刀らしきものを携帯していたため逮捕され、最高で5年の懲役およびムチ打ち6回の処分を受ける可能性があるという。(イメージ写真提供:123RF)

  地下鉄の運営側によれば、「日本の武士のような男が日本刀を携帯したまま改札口を飛び越えて侵入したため、警察に通報した」という。

  改札口を突破した男性がそのまま地下鉄に乗車すると、車内は驚いた乗客たちで混乱した。目撃者によれば、乗客たちは男性が所持していた日本刀が本物かどうかが分からなかったため、車内では男性に近づく乗客はおらず、男性の周囲からは乗客がいなくなったという。

  シンガポールのネット掲示板には目撃者が撮影したとみられる男性の写真が出回っており、写真を見てみると男性は長髪に白いTシャツと黒いズボンを着用しており、腰には日本刀らしきものを携帯していた。

  警察によれば男性は39歳の中国系住民で、武器の携帯容疑によって最高で5年の懲役およびムチ打ち6回の処分が下される可能性がある。(編集担当:村山健二)