フランスが敵地でウクライナに敗れる…W杯本大会出場に暗雲

写真拡大

 ブラジル・ワールドカップ欧州予選のプレーオフ第1戦が15日に行われ、ウクライナ代表フランス代表が対戦した。

 ホームのウクライナは、積極的な立ち上がりで先制点を狙うが、ゴール前での精度を欠き、スコアレスのまま前半を終了。しかし、0−0で迎えた後半、待望の1点が生まれる。

 61分、ペナルティエリア内でパスを受けたロマン・ゾズリャがゴールネットを揺らし、ウクライナが先制に成功。さらに82分にはゾズリャがペナルティエリア内でローラン・コシールニーに倒され、PKを獲得。これをアンドリー・ヤルモレンコが決め、リードを2点に広げた。

 リードを守りきったウクライナが2−0でフランスを下し、ワールドカップ本大会出場に前進。一方、フランスは後半終了間際に、フラストレーションを溜めていたコシールニーが、プレーに関係ないところで相手選手を突き飛ばし退場処分を受けるなど、後味の悪い敗戦となった。なお、プレーオフ第2戦は19日に行われる。