6日にワールドカップ予選が行われ、グループBの首位イタリアは、パレルモでブルガリアと対戦し、1−0と勝利を収めた。イタリアが押していた38分、FWアルベルト・ジラルディーノがMFアントニオ・カンドレーヴァのクロスから頭で先制し、これが決勝点となっている。

チェーザレ・プランデッリ監督率いるイタリアは、後半に入ってブルガリアに苦しめられた。少なくとも3回、GKジャンルイジ・ブッフォンが決定的なセーブを見せて主役となっている。

だが、苦しみながらも1点のリードを逃げ切ったイタリアは、勝ち点を17として首位をキープ。2位ブルガリアに勝ち点7差を付けている。10日には、この日アルメニアに1−2と敗れたチェコと対戦。「ユヴェントス・スタジアム」での一戦で勝てば、イタリアは史上初となる2試合を残しての予選突破を決められる。

2位争いは勝ち点10のブルガリアを、同9のチェコ、アルメニア、デンマークが追っている。