「Jリーグにマスコットが必要不可欠であるシンプルな理由」
やたら更新が多いのは80%ぐらい忙しいか忙しくないか体調悪いかで、現在は60%ぐらい忙しくて体調は悪い(あいさつ)。そのうちピタッと更新しなくなると思いますが、忙しいか死んだか忙しくて死んだかのどれかです。まあそれはどうでもいいとして、マスコット評論家(現時点で自称)の宇都宮徹壱氏がNHKサンデースポーツに出演され(参照)、それに端を発してマスコットに関する是非論がTL上で飛び交っていたので、以下のように私見を述べた。
ということで、マスコットというものは「Jリーグ的に」言うと決して不要のものではない、どころか今後のJリーグの発展を考えるうえで(主にプレー人口をどう誘引するかという観点)キーの一つになるのでは、とも思っています。
この辺を宇都宮さんがどう考えているかわからないけど、今後マスコット評論をJリーグクラスタ以外に押していく上では単にキャラクターが可愛い可愛くないといった視点ではなく、もう一つ深い視点で、つまり「スタジアムで行なわれるスポーツを円滑に開催する上で必要不可欠なのだ」ということをより宣伝してほしいなと思います。
TL上でマスコット是非論がそこそこ盛り上がっていて興味深い。どれが正解というのはないと思う。ただ、マスコットは「Jリーグ的」には必須、ないと成り立たないぐらい重要だとは思う。
— DS1221さん (@DS1221) 2013年3月3日
スタジアムというものは、放っておくとヒートアップしやすい。コントロールする必要がある。それで、プレミアリーグもそうだしW杯もEUROもそうだが、試合前にポップミュージックを流したりお姉ちゃん配置したりキッズサッカーやったり屋台出したり「試合と直接関係ないもの」を出す。続
— DS1221さん (@DS1221) 2013年3月3日
マスコットもその「試合に直接関係ないもの」の位置づけで、それは試合をヒートアップさせすぎない、暴動や犯罪を起こさないための戦略の一環。今はゆるキャラブームもあいまって、フィーチャーしやすくなっているが、本来的にはそういう位置づけ。
— DS1221さん (@DS1221) 2013年3月3日
Jリーグは間違いなく自覚的にマスコット推しを進めていて、それはJリーグの顧客層のボリュームゾーンが30代後半であり、家族連れに向けた戦略を重視しているから。FC東京がドロンパ作ったのもそうだろうし、マスコットがないチームがないのは理由があるだろうなー。
— DS1221さん (@DS1221) 2013年3月3日
今ツイートしたような話は、広瀬一郎さんの「サッカービジネスの基礎知識―「Jリーグ」の経営戦略とマネジメント」amzn.to/XLScBn に結構書かれているので、興味ある方はぜひ。
— DS1221さん (@DS1221) 2013年3月3日
@libeliffey Jリーグが当時そこまで意識的だったかはわからないんですが、ヒルズボロの悲劇を受けた「テイラー・レポート」から英国はスタジアムの安全確保に大きくかじを切り、BskyBと組んでプレミアリーグを発足し、現在の隆盛があるんですよね。
— DS1221さん (@DS1221) 2013年3月3日
ということで、マスコットというものは「Jリーグ的に」言うと決して不要のものではない、どころか今後のJリーグの発展を考えるうえで(主にプレー人口をどう誘引するかという観点)キーの一つになるのでは、とも思っています。
この辺を宇都宮さんがどう考えているかわからないけど、今後マスコット評論をJリーグクラスタ以外に押していく上では単にキャラクターが可愛い可愛くないといった視点ではなく、もう一つ深い視点で、つまり「スタジアムで行なわれるスポーツを円滑に開催する上で必要不可欠なのだ」ということをより宣伝してほしいなと思います。
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