Photoshop 1.0のソースコードが公開・無料ダウンロード可能に
Adobe Photoshop 1.0のソースコードがComputer History Museumで公開・無料でダウンロードすることが可能になりました。Photoshopは1987年に当時大学生であったトーマス・ノールさんが開発、AppleとAdobeに見せたところAdobeがライセンスを取得し、1990年にバージョン1.0が発売されました。現在から20年以上前に作られたソフトなのですが、そのバージョン1.0.1に使われた12万8000行に及ぶ179個のファイルを見ることができるようになっています。
http://www.computerhistory.org/atchm/adobe-photoshop-source-code/
こちらが開発を行ったトーマス・ノールさん。Photoshopはもともと仕事やお金もうけのためではなく、趣味である写真の編集ために作ったとのこと。
また弟のジョン・ノールさんも開発に参加。
以下が1990年にフロッピーディスクで発売されたMacintosh Plus向けのPhotoshop 1.0。当時は主にMac用のソフトで、Microsoft Windows版はバージョン2.5から発売されました。
こちらはバージョン1.0.7。現在とは違い、写実的な目がロゴマークとして使われています。
ホームスクリーンはこんな感じ。左端には見覚えのあるツールが並んでいます。
ブラシのカラーやサイズを選ぶ画面。
範囲選択やフィルターといった機能もこの時からありました。
設定の変更。
フォントのスタイルはチェックボックスを選択する形式になっています。
ソースコードのダウンロードには、まず「Photoshop version 1.0.1 Source Code」をクリックします。
すると、11項目にわたるライセンス条項が表示。
ライセンスに同意したら「I ACCEPT」をクリック。これでZIPファイルのダウンロードが始まります。
なお、商用利用は禁止されています。
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