ほとんど不安は感じていないのではないだろうか。岡島は勇躍、オークランドに乗り込んだと思われる。

昨年、MLBでの実績がないし、一昨年も不振だったから、マイナー契約は致し方ないところだ。しかし、岡島は昨年、ソフトバンクで格の違いを見せつけた。まだ働ける、どころかトップクラスの成績だった。

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昨年、安い年俸でアリーグ西地区を制したオークランド・アスレチックス=OAKにとって、岡島のようなセットアッパーは絶対押さえておきたいのではないか。そんな投手がマイナー契約で手に入るのである。
OAKの現在の救援投手陣

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33試合を投げたジム・ミラーが抜けた程度で、大きな変動はない。バルフォア、クック、ブレビンスら優秀な救援陣に伍しての戦いになる。競争は厳しいが、左で抜群の制球力を誇る岡島は、十分に通用するのではないか。
招待選手には、実績のある救援投手はほとんどいない。すでに招待枠ではなく、ロースターの投手を相手にした競争だと考えても良いと思う。
オークランドがピッチャーズパークであることも、岡島には有利だ。思い切った投球が期待できるだろう。