FWフランチェスコ・トッティがローマについて話すと、彼のコメントはファンや関係者の間で議論を呼ぶ。だが今回、補強を求めたトッティの発言を、クラブはあまりよく思わなかったようだ。ワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)は10日、次のように話している。

「トッティ? 彼には自分がグループのリーダーであり、争って結果を目指すと言ってほしかったね。でも、彼は違うことも言っていた。フランチェスコは共通の考えを追っている。だが、まあいいさ」

また、サバティーニSDはリヴァプールがFWファビオ・ボリーニに関心を抱いていることを認めた。取引がまとまる可能性があるとも話している。

「リヴァプールが関心を抱いている。我々はクラブと検討しているところだ。一つのオプションであり、大きな問題にはならないだろう。(マッティア・)デストロについては、常に大きな注意を払ってきた。我々は完全にレースから外れたわけではないが、完全に入りこんでいるわけでもない」

「(新加入の)ドドー? 私は素晴らしい選手だと思っている。最高の左サイドバックだ。(セバスティアン・)ユンク? 彼は一つの可能性でしかない。(マイケル・)ブラッドリーと(パナヨティス・)タフチディスについては、ほぼまとまるところだ」

また、イタリアで初の記者会見に臨んだドドーは、次のように話している。

「僕はここに来たばかりで、残念ながらまだ(ズネデク・)ゼーマン監督とは仕事できていない。でも、みんながよく言っているね。僕はトッティのことがすごく好きなんだ。ブラジルでは彼のようにボールを扱える選手が好まれる」

「ロベルト・カルロスが僕の手本だった。おそらく、彼は歴代最高の左サイドバックだったよ。僕は幸いにも彼と一緒にプレーできた。ピッチの中でも外でも、彼から多くを学んだよ。セリエA? (アレシャンドレ・)パトとチアゴ・シウバが大好きだね」