俳優・高嶋政伸との離婚裁判で、モデル・美元(みをん/32歳)の無気味すぎる言動の数々が話題になっている。

「私は月109万円が必要な女」「全身で強く抱きしめられないと眠れない」「お告げがあった」(高嶋が仕事で滞在中のホテルの部屋に美元が押しかけ、理由を問われてひとこと)など、ツンデレなのかホラー映画なのかよくわからない。

さらに裁判では、「久しぶりに会うのを楽しみにしていました。(政伸の)顔を見られてうれしい」「(夫から)一番、言われてうれしかったのは『骨をみとり合う仲になろう』という言葉でした」と、とても離婚裁判中とは思えないセリフ。この場違い感には、高嶋が「恐怖の対象でしかない」と話すのもうなずける。

彼女の言動について、テレビ評論家の今井舞氏が語る。

「離婚問題というと、普通は慰謝料や親権などでモメたりするもの。このふたりの場合も、美元が離婚に応じないのは慰謝料をつり上げるためなのかなと思っていたんですが、どうやらそれだけではなさそう。いったい何を考えているのかがわからないので、彼女の言動には背筋が寒くなるような怖さがあるんです。結婚を焦った高嶋政伸の自業自得ともいえるのですが……」

実は、結婚前から美元がなかなかの「イタい女」だったことは、彼女の周囲では有名だった。美元と同じダンススクールに通っていたA子さんが証言する。

「背が高く、スタイルもよくて女王様のような雰囲気の彼女は、スクールでも目立つ存在でした。でも、ものすごく上昇志向が強くて、スクールに来る芸能関係などのエラい人たちをチェックしては、自分から擦り寄っていってましたね。私たちと話をするときには明らかに流しているんだけど、エラい人が相手だと目をじっと見つめて前のめり。そんな様子に、一度、私たちが『またやってるよ〜』と話していたら、それを彼女に聞かれてしまって。そのとき睨(にら)まれた顔が本当に怖くて、今でも忘れられません」

ふたりは2007年にドラマで共演したのを機に意気投合。翌年の3月2日に交際をスタートさせ、交際6日目に政伸がプロポーズ。A子さんをはじめとするスクール仲間たちは、美元の結婚相手が高嶋政伸と聞いて、たいそう驚いたという。

「高嶋さんにはすごく失礼ですけど、美元さんのあのハングリーさを目の当たりにしていたので、もっと大物の実業家や政治家をつかまえるんじゃないかって、みんな思っていたんです。だから最初に聞いたときは『え〜、政伸でい〜の〜!?』って。もちろん高嶋さんにはもっと強い気持ちで『え〜、美元でい〜の〜!?』って思いましたけど(笑)」

美元を見ていて結婚がコワくなってしまった独身男性も多いだろう。

■週刊プレイボーイ26号『美元、恐怖の「ハングリーストーカー妻」伝説!!』より