ガッタス・ブリリャンチスが10周年を迎えました。昔、北澤豪さんに誘われて練習を見に行くまで、単にフットサルを利用した芸能人の売名あるいはお遊び、と思っていたことを今でも後悔します。お遊びで10年は続かないですよね。実際にフットサル元日本代表キャプテン、藤井健太さんたちの厳しい指導と、それに食らいついていく彼女たちの姿勢を今日も見ることができました。

たとえばシュート練習の場面では、ボールを追いかけていって蹴ります。本当は正面から転がってきたボールを蹴るほうが楽ですしきれいに蹴られるし、シュートも決まりやすいでしょう。特にファンの方々が詰めかけていましたから、うまく見える練習の方が見栄えがよかったはずです。それでもあえて難しい練習をして、ファンの前というプレッシャーをあたえて、向上心を引き出そうというトレーニングを積んでいました。

練習後、吉澤ひとみさんにお話しをお伺いしたところ、久しぶりの大きな会場での練習だったので感覚の違いに戸惑ったということでした。石川梨華さんは、ドリ娘のコンサートで体力が戻ってきたとのことでした。是永美記さんは、10年なのでこれをきっかけにフットサルを盛り上げたいという決意を語ってくれました。

それにしても!!
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2日前に場所を公開したというのに、約600名のファンが詰めかけていました。このファンの人たちが素晴らしいと思うのは、彼女たちだけを見に来ているのではないということ。紅白戦で選手と一緒にプレーしている藤井健太さんが個人技からゴールに迫りシュートを放ったりすると、最初のステップワークから「ぅぉぉおおお〜」と盛り上がっていくんです。きっとフットサルのことも好きになっていらっしゃるのだろうと思います。そう言えば、昔芸能人フットサルの大会があっていたときは、試合会場の前で自分たちでもボールを蹴っている人たちがいました。その意味でも、ガッタスがフットサル界、サッカー界にいい影響を与えてくれているのは明白です。

きっと今年は10周年のいろんなイベントがあることでしょう。これはちゃんと取材しないと、と思った駒沢の夜でした。