中国の大学生を対象とした留学選好度調査で、韓国が米国に次ぎ2位を記録したことが分かった。また、韓国を訪れた経験があるほど、日本や北朝鮮へのイメージが低下したことも明らかになった。

1日、韓国メディア「YTN」の報道によると、調査は中国の大学生935人を対象に8月15日から30日の期間で実施された。その結果、「アジアで影響力がある国家」は、1位が中国、2位が日本、3位が韓国となり、留学したいと思う国家は、1位が米国、2位が韓国となった。

調査では、韓国を訪問した経験がある人ほど、韓国に対するイメージが向上し、反対に日本や北朝鮮に対する認識が悪くなったことも明らかになった。

このような結果について、韓国ハンナラ党のグ・サンチャン議員はYTNに、「韓国の訪問経験があるほど、韓国に親しみを感じている。青少年交流や大学生の相互訪問などの機会を増やす必要があるだろう」と話したという。

中国と韓国の関係向上のため必要な措置については、「政府レベルの高位級対話」を挙げた回答者が最も多く、次いで文化交流や経済交流の拡大を求める声が多かった。

このような結果を踏まえ、YTNは「中国の大学生を対象とした韓国に対する全般的な意識調査を行った結果、全般的に好感を持っていることが分かった」とし、その背景には韓国ドラマやK-POPなどの韓流が影響しているとの見方を伝えた。

参照:中国の大学生、留学選好度で韓国2位 - アジア経済

(文:林由美)

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