宮城県石巻市のオリジナルヒーロー・シージェッター海斗/(C)石森プロ/街づくりまんぼう

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宮城県石巻市のヒーロー“シージェッター海斗”の、震災復興を願って制作された曲「不滅のヒーロー SEAJETTER KAITO」を収録したCDが話題を呼んでいる。

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“シージェッター海斗”は、石森プロダクションと「街づくりまんぼう」による共同プロジェクトで誕生したオリジナルヒーロー。仮面ライダーの生みの親・石ノ森章太郎が残したデザインをベースにしており、キャラクターもさることながら、親しみのある明るいテーマソングは地元民から広く愛されてきた。

2004年12月に「シージェッター海斗」のテーマソングCDがリリースされ、これまでに約4000枚を販売。しかし、ことし3月11の東日本大震災で、在庫のCDが津波で全て流されてしまったという。歌と作詞を担当した石巻出身のアニメソング歌手・遠藤正明は、震災で大きな被害を受けた地元を元気づけようと、再度CD化を計画。それに伴って、被災地復興の願いを込めた新曲が作られることになり、アニメソング界の仲間である影山ヒロノブ&きただにひろしが参加し、今回の「不滅のヒーロー SEAJETTER KAITO」が誕生した。

「シージェッター海斗」「不滅のヒーロー SEAJETTER KAITO」を収録したCDは8月1日に発売され、予想以上の売上げを記録。発売から1カ月で既に増版が決定したという。広報担当者の木村さんは、「新テーマソングは、元気が出るとても良い曲だという声が多いです。震災当時の大変な時期を思い出すこともありますが、その時に思った『絶対に復興するぞ』という気持ちがよみがえり、復興に向けて頑張る気持ちになれる曲です」と語る。

子どもたちからの人気は絶大で、フィギュアやTシャツ、特集雑誌も発売されている“シージェッター海斗”。石巻から日本全国を元気にしてくれそうな、不滅のヒーローのテーマソングを聴いて元気をもらおう!【東京ウォーカー】

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