【アジア発!Breaking News】豪邸と高級車4台。物乞いで得たお金で大金持ちになった男。善意に付け込み年収1430万円!?(中国)
最近中国では、ボロボロの服を着て街頭に座り込み、道行く人たちに善意の施しを求める人が増えている。炎天下の中、あるいは雨の中、時には小さな子どもも連れて人々の同情を誘う。しかし、そうして得たお金で豪邸まで買った男がいるというから驚きだ。
先日、インターネット上に北京市西城區西單の街頭で、物乞いをする男の写真がアップされた。投稿者は、この男に同情してはいけないと忠告している。というのも、男は長年この辺りで、時には2人の子どもや年老いた母親を連れて善意の施しを求めているが、実際の生活はゴージャスだというのだ。
投稿者によれば、この男は北京市に豪邸を数棟、高級車を4台所有しており、母親は高級アクセサリーを身につけ、息子たちもブランド品で着飾っているそうだ。
また、別のネットユーザーによれば、この男の最高収入記録は1時間4000元(約4万8000円)だという。本当ならば、一日8時間労働のサラリーマンの月給よりも多いことになる。さらに、「男の平均収入が1時間1000元だと仮定し、一日5時間、一月20日間物乞いをしたとすると、男の年収は120万元(約1,430万円)。しかも納税の必要もない」とコメントしたネットユーザーもいた。
にわかには信じがたい話だが、すぐそばの駐車場に勤務するスタッフは「”乞食王”にお金をあげる人の中に、彼より裕福な人はいない」と話す。この男が実はお金持ちだということは、界隈では有名なようだ。
こうした詐欺行為はこの”乞食王”に限ったことではない。街頭や観光地で物乞いをする老人や障がい者のバックには暴力団が絡んでいるという噂も聞く。しかし、そんな噂を聞いても”素通りするのは心が痛い”と思ってしまう善良な人たちがいるからこそ、乞食王は街頭に座り続けているに違いない。人々の善意が利用されるのは残念だが、冷たいと思っていた中国社会の温かい一面が垣間見られた気がする。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)
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(TechinsightJapan編集部 片倉愛)
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