ミランが移籍マーケット最終日に獲得したMFアントニオ・ノチェリーノが7日、同じく新加入のMFアルベルト・アクイラーニとともに入団会見に臨んだ。ミランのアリエド・ブライダSD(スポーツディレクター)は、「チーム全体と同じように、このポジション(中盤)も非常にうまくカバーできていると思う」と紹介している。

ノチェリーノはイタリア代表でもチームメートであるFWアントニオ・カッサーノ、そしてアクイラーニとの関係が良いことを強調した。

「代表ではミランのことを聞いたよ。でも、このチームのすごく重要な歴史はみんなが知っているものだ。これからは、自分がこのチャンスに値し、このチャンスを生かすかどうか、自分次第だ。僕は何にも勝ったことがない。勝ちたいんだ。勝者のクラブの一員でいたいんだよ。ミランは誰よりも勝ってきたクラブだ。僕もミランと同じメンタリティーを持ち、できるだけ多くの勝利を目指したい」

また、ノチェリーノは次のように続け、ユーティリティー性を強調している。

「どの位置でプレーしたいか? 必要な場所でさ。ミランとの交渉はスピーディーだった。練習中にミラン(移籍)のことを知って、有頂天以上の気持ちだったんだ。予想していなかった取引だけど、僕はすごくうれしかったよ」

「インテル? コッパ・イタリアでのリベンジを狙ったりはしない。でも、ダービーに勝ち、どのチームよりも前に行くというのが、僕ら全体の目標なんだ。パレルモでは、コッパ・イタリアのファイナルにたどり着いただけで、すでにイベントだった」

「ユヴェントス? 僕はすごく感謝しなければいけない。ユーヴェが僕を大きく成長させてくれた。恨みはないよ。それぞれが自分の選択をするものだ。彼らは4年前に僕を売ることを選んだ。そして僕は巻き返したんだ。このチャンス二自分がふさわしいと信じている」