エメリー監督が日本向けのチャリティー活動「バレンシアは日本を助けたい」

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 スペインの名門バレンシアを率いるウナイ・エメリ監督が、東日本大震災の被災地支援のため、自身のサインと「ANIMO JAPON!(がんばれ 日本!)」とメッセージを記したユニフォームを日本で開催されているチャリティーオークションに出品することになった。収益はすべて日本赤十字社を通じて義援金として寄付される。

 エメリ監督は地震発生直後、バレンシアの日本のファンサイトを通じて、次のようなメッセージを送っている。

「バレンシアCFは日本に特別な感情を持っています。日本のファンの皆さんに元気を取り戻してもらいたく、このメッセージを送ります」

「今回の恐ろしい悲劇について私も大きなショックと痛みを感じています。日本を襲った地震は何千人もの人々の命を奪ったと聞きました。全ての日本の人々、そして私たちのファンと日本のバレンシアサッカースクールにお悔やみを申し上げます」

「我々は皆さんのために、我々に出来る全てのサポートを送りたいと思います。がんばれ日本! 元気を出して! ウナイ・エメリ」

 バレンシアは3月20日に行われたセビージャとのリーグ戦で日本語(カタカナ)のネームを入れたユニフォームを着用して試合を行うなど、チームを挙げて積極的に支援活動を行っている。

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