アルゼンチン代表のカルロス・テベス(25歳)は14日にマンチェスター・シティと5年契約を交わしたが、初めての記者会見の席で、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督を批判した。

「アレックスは電話をくれなければ、携帯メールもくれなかった。話をしてくれたのは、ローマ戦の後の1回だけ。それはアルゼンチン代表の招集について話し合うためだった」
「2年間もクラブにいる選手に対してずいぶんな扱いだと思うよ」

一方、ファーガソン監督は13日に、テベスには1月に契約延長の件で個人的に何度か連絡を取ろうとしたが、テベスが彼の電話を無視したと話していた。

また、シティ移籍を決めた理由についてテベスは、「サッカーの面でも、オーナーからもとてもいい申し出を受けた。世界一のクラブの一つになりたいという野望を抱いている。僕の場合、金銭は問題ではなかった」と話した。

サンタ・クルス、そして可能性としてはアデバヨルとポジションを争うことになるが、「どんなチームでも、チームメートの信頼を勝ち取るために、懸命にやらなければならないんだ。ポジションが約束されていても、うれしいとは思わないよ」と、ポジション争いを歓迎した。