「飯島愛」の伝説的人生を辿る
昨年12月に、惜しくも36歳という若さでこの世を去った「飯島愛」。
「図表入りの記事はこちら」AV女優としてデビューし、その後タレントに転身。90年代に放送されていた深夜番組『ギルガメッシュないと』でTバック姿を披露し、"Tバックの女王"と呼ばれるように。
- 「飯島愛といえばギルガメ&Tバック!」
- 「Tバック姿でニュースとか読んでたよね…スゴすぎ」
- 「AV時代は知らないけど、当時の愛ちゃんはかなり衝撃的だった」
など、ブロガーたちにとっても"飯島愛=Tバック"の印象はかなり強い様子。この空前のTバックブームを巻き起こしたことが、彼女の伝説的人生の始まりだったかもしれない。
その後、2000年に入り、半自伝的な小説「プラトニック・セックス」を出版。見事、ベストセラーを記録し、映画やドラマにリメイクされ彼女の半生が広く世に知れ渡った。
- 「プラトニック・セックスを読んで以来、ファンです」
- 「ただのエッチなお姉さんかと思っていたら苦労人みたいで…尊敬してしまった」
- 「飯島愛のイメージが一変した」
と、この本をきっかけに彼女のファンになった人も多いようだ。この頃には、様々な番組で司会やコメンテーターを務めるようになり、かつての"Tバックの女王"というイメージよりは、ご意見番的なタレントの一人として認知されるように。
その後も様々な番組に出演していたが、2007年3月"芸能界引退"のニュースが流れ、メディアの世界から忽然と姿を消してしまう。そして昨年12月"飯島愛、孤独死"との訃報が流れ、
- 「綺麗で優しくて気さくな人が孤独死なんて信じられない」
- 「ただただ、ショック…。今年一番の衝撃かも」
- 「どうして私たちを勇気づけてくれる人が死んでしまうんだろう…」
と、世間を揺るがした。
今月1日に行われた「お別れ会」にも、芸能関係者700人、一般客約1500人が参列し、一般客の多くは20〜30代の女性だったとのこと。自分を隠さず、まっすぐ体当たりで生きてきた彼女。そんなストレートな生き方が、個を尊重する現代人の心を掴んだのかもしれない。
(河野文香/effect)
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