sinodefence.comが関係筋の情報として伝えたところによると、中国人民解放軍海軍が5万トン〜6万トン級の航空母艦を1〜2隻建造する計画があるそうです。もしこれが真実であった場合、初の中国国産空母が2015年までに就役することになります。

中国海軍には過去空母が在籍したことがなく、もし就役すれば初の空母戦力となります。

詳細は以下から。
New Facility Offers Carrier Building Capability

1998年、旧ソビエト連邦にて8割方建造が終わったところで工事が中止されていた空母ワリャーグ(アドミラル・クズネツォフ級2番艦)をマカオの中国系企業が購入、しかしこれはダミー会社で、ワリャーグは中国海軍によって徹底的に調査が行われました。2002年からは大連の造船所でドック入りし練習空母へ改装される予定でしたが、2006年末に船体の修復が完了したものの武装や電子機器の設置は進んでいません。

一方で、新しい空母の建造計画が明らかになり始めました。これは上海沖に中国最大の造船所となる長興島造船所が誕生したことから出てきたもので、関係筋によるとこの造船所でワリャーグをもとにした5万トン〜6万トン級の中型空母を1〜2隻建造する計画があるとのこと。もしこの計画が本当であったなら、2015年までに中国海軍は空母を就役させることになると見られています。

ただし、これまでも中国が空母を建造するという話は何度も上がっており、2007年には外務省報道官が公式に空母保有検討を表明しています。果たして、今度は本当に空母を建造するのでしょうか。

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