AKB48の“ネ申”番組「メンバーみんながライバル」

　秋元康プロデュース、“会いにいけるアイドル”がコンセプトの美少女グループAKB48の新番組制作発表イベントが、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた。

　新番組「AKB48ネ申テレビ」は、“ムチャぶり”がテーマのリアル・ドキュメント・バラエティ。毎回AKB48のメンバー数人を選出し、番組が用意する企画をクリアしていくことで、アイドルの素顔をお届けするリアルなAKB48を見られる貴重な番組となっている。

　「AKB48ネ申テレビ」の“ネ申”とは、主に掲示板上で使用される“神”という意味のネット用語。素晴らしいものや人に対し畏敬を込めて呼ぶ言葉。「AKB48ネ申テレビ」では“ねもうす”と発音する。

　制作発表中には、番組の企画も務める秋元康のビデオメッセージが登場。「その名の通り“神”な番組になり得る新しい番組。企画の中で今まで見せていなかった自分のキャラクターをどんどん見せていってほしい」と期待を膨らませた。

　記念すべき第一回放送の企画はなんと「合コン」。恋愛ご法度のアイドルAKB48が、初めての合コンに挑んだ。この合コン企画に挑んだメンバーは、佐藤由加理、大堀恵、野呂佳代の3名。最年長24歳の大堀恵は、「本当に何も知らされていなくて…。いきなり合コンに行くことになって、『え!?』って驚いている内に始まっていましたね。でも、イメージ通りのゲームとかができて本当に楽しかったです！」と人生初の合コンに満足した様子だった。また、スタッフから差し出されたカンペには驚きの一言が書いてあったという。「“ガチで”ってそれだけ書いてあるんですよ。本当に困った時にも、“ガチで”とか“ガチ”ってそれだけしか書いていなくって驚きました」と笑う佐藤由加理。

　今後の放送ではもっとキツい“ムチャぶり”が彼女たちの前に訪れるだろうが、「すでに頭からストッキングも被っておりますので、どんな“ムチャぶり”がきたって平気です」と佐藤夏希。他のメンバーも力強くうなずいていた。前田敦子は、「体、張ります。メンバーみんながライバルです！」と早くもやる気満々。「番組で競演してみたい有名人は？」という質問には、野呂佳代が「織田裕二さんのモノマネをされている山本高広さんと一緒に『キターっ！』ってやりたい」と会場を沸かせた。その他のメンバーも、浜崎あゆみや倖田來未など憧れの女性アーティストを回答。その中で、秋元才加は「マイケル・ジャクソンです。パフォーマーとして本当に憧れています」と個性を見せた。

　何もかもがムチャぶりで、突撃するスタイルの番組「AKB48ネ申テレビ」故に、小野恵令奈は、「この記者会見自体がドッキリじゃなくてよかったです」とほっと胸をなでおろすヒトコマも。

　「AKB48ネ申テレビ」は、CS放送局ファミリー劇場にて、7月13日から放送開始。毎週日曜深夜25時に放送される。合コンのお相手のお笑い芸人とは？男性陣に一番人気だったメンバーとは？気になる放送を見逃すな！

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