対象のアイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択する

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パソコンの扱いに慣れてきて意外と面倒に感じてしまうのは、各アプリケーションの起動ではないだろうか。通常、アプリケーションの起動は[スタート]メニューにある[すべてのプログラム]から目的のアプリケーションを選択して起動するが、この作業が意外と手間だったりする。大画面で高解像度を利用している場合などは、メニューも細かくなって選択しづらくなり、イライラする人も少なくないのでは?

こんなときに役立つのが、ショートカットキーだ。自分が普段よく利用するアプリケーションにショートカットを設定することで、いちいち[スタート]メニューからたどってアプリケーションを起動しなくても、キーボードから設定したキーを叩くことで即座に起動できるのだ。

デスクトップに起動アイコンをいっぱい置くのが好きではないという人は、すぐに起動できるようになるショートカットキーの設定をぜひ試してみてほしい。

■知っ得 No.0028 アプリケーションソフトにショートカットを割り当てて素早く起動

OSの主要な操作や各アプリケーションの操作などには、あらかじめ設定されているショートカットキー(例えば、コピーなら"Ctrl+C"など)。これらの組み合わせを記憶しておき、積極的に活用すると操作が素早くできるため非常に便利である。こんな便利なショートカットキーだが、アプリケーションを起動するという用途でも、任意のキーに割り当てることが可能なのだ。

割り当ての設定は、対象のアプリケーションの起動プログラムのショートカットアイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択して設定を行う。

ここでは、[すべてのプログラム]に登録されているアプリケーションのアイコンから、設定してみる。対象のアイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択する(画面1)。[ショートカット]タブの[ショートカットキー]の入力枠をクリックし、カーソルが移動した状態にする(画面2)。
画面1 対象のアイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択する画面2[ショートカットキー]の入力枠をクリックし、カーソルが移動した状態にする
画面1 対象のアイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択する画面2[ショートカットキー]の入力枠をクリックし、カーソルが移動した状態にする

ショートカットとして利用したいキーボードのキーを押す。ココでは「E」を押してみる。すると、「Ctrl+Alt+E」と入力される(画面3)。
画面3「Ctrl+Alt+E」と入力される
画面3「Ctrl+Alt+E」と入力される

[OK]をクリックしてプロパティを閉じる(画面4)。設定したショートカットをキーボードから打ち込むと、対象のアプリケーションが起動する(画面5)。
画面4[OK]をクリックしてプロパティを閉じる画面5 ショートカットでアプリケーションが起動
画面4[OK]をクリックしてプロパティを閉じる画面5 ショートカットでアプリケーションが起動

なお、手順3で入力される「Ctrl+Alt」は自動的に入力される。ココでのショートカットの設定は「Ctrl+Alt」を押しながらいずれかのキーを押す設定となり、この組み合わせの変更はできない。
また、設定したショートカットを解除したい場合は、[ショートカットキー]の入力枠にカーソルがある状態で、[BackSpace]キーまたは[Delete]キーを押すことで、入力されているショートカットキーの組み合わせを解除できる。

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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
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