大前元紀がJ2得点王に

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 大宮アルディージャに所属するFW大前元紀が、2018シーズンのJ2得点王に輝いた。クラブ公式サイトが喜びのコメントを掲載している。

 最終節を前にJ1参入プレーオフ出場圏外の7位につけていた大宮。17日、ファジアーノ岡山を1-0で下し、勝ち点1差で6位だったアビスパ福岡がFC岐阜と0-0で引き分けたため、福岡と入れ替わりでプレーオフ出場権をつかみとった。

 今季24得点を記録し、自身のシーズン最多得点記録を更新した大前は「まずはプレーオフに進むことができて良かったです。リーグ戦の42試合、いいときも悪いときも応援してくださったこと、また僕に期待してくださったことに感謝しています。自分は前のポジションの選手なので、チームのみんなの頑張りがあってこそです。結果的に自分がゴールを決めているだけだと思いますし、チームメート全員に感謝したいです」と語り、得点王獲得を喜んだ。

 だが、まだ戦いは終わっていない。25日からプレーオフが始まり、ホームで東京ヴェルディと戦う。「J2優勝という目標に届かなかったことに力不足を感じていますが、来週から始まるJ1参入プレーオフでも得点を取って、チームの勝利に貢献したいと思います!」と意気込んだ大前。エースとしてプレーオフでも得点を量産し、1年でのJ1復帰を狙う。

【J2得点ランキング】

1位:24得点 大前元紀(大宮)

2位:22得点 オナイウ阿道(山口)

3位:19得点 船山貴之(千葉)

4位:17得点 イバ(横浜FC)

5位:13得点 ドウグラス・ヴィエイラ(東京V)