au秋冬モデルはXperia XZ3、Galaxy Note9、新INFOBARなど注目モデル多数!
auの秋冬モデルが発表されました! ハイエンドモデルとしてはグローバル向けに発表済みの「Xperia XZ3」と「Galaxy Note9」の2機種が登場。加えて、「AQUOS sense2」やスマホデビューを意識した「LG it」もライトユーザー向けの選択肢として並びます。夏に発表されて話題となった「INFOBAR xv」も加え、計5機種のラインナップとなりました。それでは各機の概要をチェックしていきましょう。
■いよいよXperiaの本命が登場!
Xperiaシリーズからは「Xperia XZ3」が登場。6インチの有機ディスプレイを搭載し、HDRコンテンツにも対応。YouTubeやNetflixもHDR相当の画質にアップコンバートできるなど、ビューワーとして魅力的な端末です。
▲Xperia XZ3 SOV39。ディスプレイの解像度はQuad HD+
背面は従来機の「XZ2」を踏襲したデザインを基調としていますが、全体的にスリムな印象となりました。握ったときにしっくりきます。
▲”ポリフェノールたっぷり”と言っても信じてしまいそうな「ボルドーレッド」が特徴的なカラーだ。そのほか「ブラック」「ホワイトシルバー」「フォレストグリーン」と合わせて計4色を展開
側面(ディスプレイの端)をタブルダップして操作できるのも特徴です。アプリのショートカットアイコンを表示させたり、カメラのシャッターを切ったりできます。また、側面の操作に関連したところでは、電源キーの操作でGoogleアシスタントを起動可能です。
▲ディスプレイ端をタップして操作する「サイドセンス」が良い出来だった。ランチャーの表示だけでなく、セルフィーのシャッターなどでも活躍する
インカメラをチェックしてみましょう。1320万画素、F値1.9という新しいレンズを採用することに加え、背景ぼかしや美肌加工などの処理が行える点が魅力です。
▲インカメラでは、例えばリアルタイムに目のサイズを変更できたりする
Xperia XZ3は11月上旬より発売予定。予約購入者にau WALLETプリペードカードへ5000円(不課税)をキャッシュバックするキャンペーンも実施されます。
■Galaxyはヘビーな使用もへっちゃら
Galaxy Note9は、au史上最大という4000mAhの大容量バッテリーを搭載。高性能なCPUや6GBの大容量メモリを生かし、ゲームや動画視聴をガンガン楽しみたいヘビーユーザーでも、長時間使用できます。また、端末内の冷却システムを刷新したことで、冷却性能は従来モデルの「Note8」と比べて約21%アップ。発熱による機能低下も低減されています。
▲Galaxy Note9 SCV40。6.4インチの有機ELディスプレイを搭載。解像度はQuad HD+
▲バリエーションは「ラベンダーパープル」「オーシャンブルー」「ミッドナイトブラック」の3色
また、Galaxyシリーズといえばディスプレイに出力してパソコンライクに使用できるDeX機能がユニークですが、同機では専用ドックを使わずに、直接ケーブルを装着して利用できるようになりました。キーボード・マウスはBluetooth接続となります。
▲ドック無しでのDeX利用が可能に
さらにNoteシリーズの象徴である「Sペン」は、新たにリモコン操作に対応。ペン側面のボタンを押すことで、カメラのシャッターを遠隔操作できます。2度押しするとイン・アウトカメラの切り替えができます。これで、三脚を利用した撮影が行いやすくなりました。全身セルフィーや、複数人での集合写真も撮影しやすいですね。
▲Sペンがカメラのリモコンに
カメラについては、S9シリーズと同じく、周囲の明るさに合わせてF値が1.5と2.4で切り替わるメインレンズを採用。どんなシーンでも余計な背景ボケを起こさずに、クリアかつ鮮明な写真が撮影できます。デュアルカメラを生かし、広角撮影とクローズアップ写真を同時に撮影できることも特徴です。
Galaxy Note9は10月下旬より発売予定。ネックスピーカーがプレゼントされるキャンペーンも実施されます。
▲約2万円相当のJBLネックスピーカー「SOUNDGEAR」がもらえる予約キャンペーンも実施。応募者全員にプレゼントされる
ちなみに「au +1 Collection」では、Android・iOS両対応のスマートウォッチ「Galaxy Watch」も取り扱われます。従来モデルに相当する「Gear S3」から名称を刷新しましたが、ダイヤルを回して操作できるなど、基本的な特徴は踏襲しています。
▲「Galaxy Watch」も登場。左からRose Gold(42mm)、Midnight Black(42mm)、Silver(46mm)
■AQUOSは「sense2」のみ
AQUOSシリーズからは、「AQUOS sense2」が11月上旬より発売されます。一方、先日シャープが発表した有機EL搭載のAQUOS zeroは取り扱われません。
▲AQUOS sense2 。SHV43。ディスプレイは5.5インチのフルHD+だ
▲「アイスグリーン」「シルキーホワイト」「ピンクゴールド」「ニュアンスブラック」の4色展開
AQUOS sense2は、従来機と比べるとディスプレイ比率が18:9の縦長に変わり、表示領域は約23%拡大。さらにIGZOディスプレイを採用したことで、省電性能の上がったとのこと。
▲sense2(左)とsense(右)のディスプレイを比較
同機のカメラは、イメージセンサーのピクセルサイズを約25%大きくしたことで、暗所撮影が強化されました。シーンによってAIが最適な撮影モードを選択することも特徴です。また、インカメラも800万画素になりました。
▲「かんたんモード」で「まとめてON」にすると、ホーム画面表示や文字サイズ、コントラスト、彩度などを一括で変更できる
また、画面表示などをシンプルに変更できる「かんたんモード」も搭載されており、スマホデビューの人でも使いやすいことも特徴のひとつです。
■「LG it」はバッテリーが交換できる
LG itは、5.0インチのHDディスプレイを搭載するエントリー向けモデル。ホーム画面は、標準的なAndroidの画面を生かしつつも、シンプルかつ分かりやすいデザインに整えられています。
▲LG it LGV36
▲カラーは「メタリックレッド」「パールホワイト」「モロッカンブルー」の3種類
スマホの使い方を学ぶためのアプリ「auかんたんガイド」がプリインストール。さらにチュートリアル表示も充実し、スマホに不安がある人にも心強い仕様に。
▲バッテリーは交換式
なお、背面カバーを取り外すと、電池パックを取り外せます。別売りの予備バッテリーと付け替えれば長時間の使用にも対応できるでしょう。
LG itも11月上旬より発売予定。ちなみに、auショップで購入すると先着で予備バッテリーがプレゼントされるキャンペーンも実施されます。
■話題のINFOBARも発売へ
フレームレスキースタイルを採用した4G LTEケータイ「INFOBAR xv」も登場。今年の夏に発表され、話題になっていましたが、11月下旬にいよいよ発売となります。
▲縦・横向きに調整できる専用スタンドが同梱。ラジオも利用できる
▲1キーを長押しするとLINEが起動する
▲SIMピンもINFOBARの形を模したこだわりのデザインに
発売前イベントとして、10月31日より「新ケータイ INFOBAR展」も開催されるので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
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先日発表されたGoogleの「Pixel 3」や、シャープの「AQUOS zero」こそありませんでしたが、ハイエンドからエントリー層、個性派モデルまで広くカバーしたラインナップとなりました。特にハイエンドモデルについてはXperia、Galaxy共に完成度が高い機種となっていますので、どちらを選んでも長期的に安心して使用できるでしょう。
特典に関しては、Galaxy Note9購入時に2万円相当のネックスピーカーがプレゼントされるキャンペーンが気になります。発売日前日までに予約し、11月18日までの購入、11月30日までの応募が必要となりますので、Galaxyの購入予定者は忘れずにチェックしておきましょう。
>> au
(取材・文/井上 晃)
いのうえあきら/ライター
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。