リアルタイム空席状況表示サービスのイメージ

株式会社大丸松坂屋百貨店は、大丸東京店(東京都千代田区丸の内1-9-1)にて、各階喫茶とトイレのリアルタイム空席状況を確認できるサービスを、2018年8月10日(金)に開始する。サービスの仕組みには、AI(人工知能)などのデジタル技術を活用。空席状況は、店舗内では各階のデジタルサイネージで確認でき、店舗外からはスマートフォンなどの端末でWebサイトにアクセスして確認できる。

本サービスは、空席情報配信サービス企業である株式会社バカンの協力で実現された。画像解析技術を活用して、カメラなどで店舗の客席や待機列の混雑状況を把握。AIによってクラウドサーバで解析し、空席状況や待ち時間を表示する。

現在の大丸東京店は、ターミナル立地という特性から、平均で平日が10万人、週末は12万人という非常に多くの客が利用中。特に週末では、各階喫茶やB1Fおよび2Fの女子トイレの空席待ち時間が長くなっている。今回のサービスは、このような状況を改善し、東京駅を利用する客の利便性も最大化して、“ストレス開放満足度”を高めることを目指した試みだ。

店舗内デジタルサイネージの設置場所は、B1F〜2Fの大型サイネージと、B1F〜12Fの各EV内・EV横。空き状況を確認できる施設には、B1F〜12Fの女性用トイレ(合計86個室)、同じくB1F〜12Fの男性用トイレ(合計35個室)、3〜8Fと10Fの合計7店の喫茶が含まれている。


店舗外からもスマートフォンなどで確認が可能

株式会社大丸松坂屋百貨店
URL:https://www.daimaru.co.jp/tokyo/
2018/08/08