香りの力で癒しの効果をもたらすアロマ。睡眠不足でゆっくり眠りたい、疲れをとってリラックスしたい…。という方に、アロマはとてもおすすめです。今回は、癒やしをテーマにしたアロマを紹介♡素敵な時間を過ごしてください。

アロマが効果を引き出すメカニズム



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癒し効果は、アロマの香りが自律神経やホルモンバランスをコントロールする視床下部へ到達。そこに働きかけ刺激を与えることで作用します。アロマで使われる植物からとった精油の原材料となる葉や花には、50〜100種類もの香り成分が含まれています。その香り成分を組み合わせることで、アロマとしての香りが完成! そのため1つの精油でも、さまざまな効果が期待できるそう。

また、アロマは癒しの効果だけではありません! 高揚や沈静作用をもつアロマもあり、そのときの自分の状況次第で元気にしてくれたり、落ち着かせてくれたりします。欲しい効果に合わせて選べるのがアロマの魅力です♡

心地よい安眠へと繋がるアロマの活用術



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私たちの身体は、交感神経および副交感神経の2つの自律神経がバランスよく働いています。副交感神経が働いているときには、リラックスした状態で眠りにもつきやすいのが特徴。交感神経が働いているときは、心が活発になり身体を休めるという方へ向きません…。安眠したいのなら、まずは、心身ともにリラックスすることが重要!
副交感神経を刺激し、リラックス効果をもたらすアロマとして有名なのは、“ゼラニウムやネロリ”。ゼラニウムはローズに似た甘くやさしい香り。ネロリはオレンジ系の落ち着いた香りで、鎮静効果があるとされています。

ほかに、“イランイランやカモミール”などはストレスや不安による緊張をほぐす働きをするので、精神的に疲れている状態からリラックスしたいときは、これらもおすすめですよ。

安眠が期待できるアロマ



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安眠できるアロマでおすすめなのが、“ラベンダー”。さわやかな花の香りで、リラックス効果・安眠効果だけではなく、肩こり・ストレス・不安などをほぐす効果、鎮痛効果も。
“ベルガモットやフランキンセンス”も安眠アロマです。ベルガモットは柑橘系の香りで、アールグレイ紅茶の香りとしても使われています。精神的なリラックス効果が高く、深い眠りへと導きます。消化器系の働きをアップさせる作用も持つので、ストレスで胃腸が弱っているときにもぴったり!

フランキンセンスも鎮静作用のあるアロマで、ストレスを軽減してくれます。かすかにレモンの香りを含むウッディーな香りがさわやかです。呼吸器系の働きをアップさせる作用を持つので、花粉症などのアレルギーがつらいときや、鼻づまりなどの症状のときにもおすすめ♡

ブレンドアロマで安眠の世界へ



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アロマはブレンドして使用する楽しみもあります。就寝前や安眠に適しているアロマのブレンドをご紹介します!

まずは、“ラベンダーとオレンジスイート”の組み合わせ。さわやかフローラルなラベンダーに柑橘系の甘い香りをプラスし、リフレッシュできる香りに。オレンジスイートは、食欲を増進する働きがあるので、ダイエット中の人は注意してください!
“ユーカリとマジョラム”は、清々しい気持ちになれます。ユーカリは清涼感のある香りで沈静化作用が、マージョラムはスパイシーかつ甘めの香りで、鎮静効果と温熱効果を持っています。体をあたためて穏やかな気持で安眠したいときに試してみてください!

さまざまな作用をもたらすアロマ。組み合わせもたくさんあるので、自分好みの落ち着く香りを見つけて、安眠やリフレッシュに活用して下さいね♡