マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

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現役トップはAロッド、イチローは6位

 今月に入り、米ESPNが複数の専門家の意見、分析を基に行ってきたMLB歴代選手ランキングトップ100が出揃い、マーリンズイチロー外野手は全体65位、現役選手で6位につけている。

 イチローはマリナーズ初年度の2001年にア・リーグ新人王とMVPを同時受賞。首位打者、盗塁王にも輝いた。以来、2度の首位打者、10年連続オールスター出場に加え、ゴールドグラブ賞も受賞し、01年、07年、09年にはシルバースラッガー賞を獲得。今季前半までのキャリア通算成績は打率.314、出塁率.358、長打率.406、OPS(出塁率+長打率)は.763という高水準。通算113本塁打、750打点、安打数は2994本で史上30人目の3000安打まで残り4と迫っている。

 これまでの成績は高く評価されており、メジャー史の中でも65位にランクインしたイチロー。ではそのほかの主なランキングはどのような結果となっているのだろうか。

 現役選手で100位入りを果たしたのはイチローを含めて10選手。最も上位に食い込んだのは21位のアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)で30本塁打以上を15シーズン記録したことなどが高く評価されている。

そのほかの現役選手&トップ20入りは…

 その後に、すでに3度サイ・ヤング賞を受賞しているクレイトン・カーショー(ドジャース)が26位、2度本塁打王に輝いたアルバート・プホルス(エンゼルス)が31位、2012年3冠王のミゲル・カブレラ(タイガース)が39位、2014年MVPのマイク・トラウト(エンゼルス)が40位、イチローが65位、通算527本塁打のデービッド・オルティス(レッドソックス)が78位、2015年MVPのブライス・ハーパー(ナショナルズ)が85位、ゴールドグラブ賞4度、シルバースラッガー賞4度受賞のエイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)が92位、2010年サイ・ヤング賞投手のフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)が93位で続いている。

 また歴代トップ20入りした選手は以下の通りとなっている。

○20位ボブ・ギブソン
○19位ロジャー・クレメンス
○18位ロベルト・クレメンテ
○17位サイ・ヤング
○16位サンディー・コーファックス
○15位ジョー・ディマジオ
○14位ケン・グリフィー・ジュニア
○13位ホーナス・ワグナー
○12位グレッグ・マダックス
○11位ペドロ・マルティネス
○10位スタン・ミュージアル
○9位ウォルター・ジョンソン
○8位タイ・カッブ
○7位ルー・ゲーリッグ
○6位ミッキー・マントル
○5位バリー・ボンズ
○4位テッド・ウィリアムズ
○3位ハンク・アーロン
○2位ウィリー・メイズ
○1位ベーブ・ルース