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舛添前都知事の辞任によって、7月31日に実施されることとなった東京都知事選挙。
いったい誰が出馬するのか今から話題となっていますが、あのマック赤坂さんも出馬を明言しています。

マック赤坂さんといえば、財団法人スマイルセラピー協会会長で、スマイル党の総裁。
過去に国政選挙や都道府県知事選挙、大阪市長選挙、港区議会議員選挙などに計10回以上出馬したことがありますが、結果はすべて落選。
ただ、政見放送では数々の伝説を残しているので、知名度はそれなりに高いのではないでしょうか。

過去の政見放送は『YouTube』などで見ることができますが、だいたい『スマイルセラピー』について説明をしたりエクササイズをするだけで、具体的な政策はほとんど話していません。
っていうかそもそもマック赤坂さんが総裁を務めているという『スマイル党』のこと自体よくわからないですよね。

○スマイル党のホームページを見てみると……
そこでスマイル党のホームページを見てみると、『日本をポジティブに!』のキャッチコピーとともに8つのマニュフェストが掲げられていたのですが……


んんっ……!?


なんだ「入党」って……!?
スマイル党には簡単に入党できるものなのか!?

○誰でもスマイル党に入党できる模様……
おそるおそる「入党」のボタンをクリックしてみると、次の画面に移りました。


スマイル党申請フォーム!

内容をよく読むと、スマイル党の政策に賛同した上で、入党費1000円、年会費1000円を支払えばスマイル党に入党できるようです。

2000円支払えばスマイル党員に……。
しかも党員証明書ももらえるのだとか……。
これは高いのか安いのか……。

でも、スマイル党やマック赤坂さんが掲げる『日本をポジティブに!』とか『笑顔になれる社会を!』という政策にはまったく異議がありません。
ここはせっかくなので実際に入党してみることにしました!

○入党費と年会費を入金

まず申込みフォームに必要事項(名前・性別・年齢・電話番号・住所・メールアドレス・職業・会社名)を入力して送信後、すぐ指定された口座にお金を入金し、メールで連絡を入れることになりました。

ただ、申込みと入金を済ませたのは金曜日の夜中だったので、実際に口座に入金されるのは週明けになると思うとメールで伝えます。

すると翌日土曜日の朝。
早速スマイル党から返信のメールが届きました。
週末なのにスピーディー!

スマイル党 入党申込み ありがとうございます
党員証の送り先の住所を
教えていただけますでしょうか?

よろいくお願いいたします

マック赤坂事務所
(原文そのまま)

メールフォームで住所を入力したのにまた住所を伝えるのか……と思いつつも、速やかに返信。
これで入党にあたっての手続きはひと通り完了となりました。

○党員証明書が届いた!
そして2日後の月曜日。
なんと、早くもスマイル党からの郵便物が届きました!
間違いなく党員証明証でしょう。
入金を実際に確認する前に発送してくれたようですね!


まあ、表面はほとんど個人情報なので隠すところばかりになってしまうのですが……


切手の消印が赤坂になっているのはさすがとしか言いようがありません!


裏面には『スマイル党総裁 マック赤坂』の印が押されていました。
見事ににじんでいますが、この粗さがたまりません。

さあ、いよいよ封筒を開封したいと思います……!

○スマイル党からの手紙 開封の儀

いざ、開封!!


ジャンッ!! スマイル党の党員証明書だ!!
いかにも家で印刷した紙を自分でラミネートした手作り感がたまりません。
中央には大きく僕の本名が記載され、今ここに僕がスマイル党員であることが証明されました!


表面にはマック赤坂さんの写真がプリントされていますが、印刷の粗さもたまりません。
よく見るとドット絵のようになっています。
マックさんが随分お若いのもポイントですね。


党員証明書の裏面は無地。
規約などはいっさい書かれていませんでした。

そして封筒の中には党員証明書以外には何も入っていません。

ええと……党員証明書を受け取ったあとは、いったい何をすればいいのでしょうか……。
どんなときに党員証明書が必要になるのでしょうか……。

○選挙に向けての活動はあるのか?
現時点でスマイル党員の活動に関しては、まったくわからない状態です。
7月末の都知事選に向けて、これからスマイル党員としての活動が行われることになるのでしょうか……。
もし何か動きがあったら活動報告をさせていただきたいと思います。

とりあえず党員証明書を片手にスマイルセラピーでもしておきますかね。
10度、20度、30度ッ!

スマイル党公式ホームページ
http://smileparty.info/

※画像はスマイル党公式ホームページ、マック赤坂公式『Facebook』より引用

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