美肌を損なう、要注意の食べもの・飲みもの

写真拡大


執筆:Mocosuku編集部


女性が憧れるビューティーをっと実現するために、今回は食べ物と美肌について、考えてみようと思います。

 食べ物と美肌 :肉食女子が気をつけたいポイント


食べ物と美肌は無関係ではありません。

赤身の肉は健康な細胞を損なう成分があり、コラーゲンの生成が邪魔されます。
また肉や魚の焦げはガンの原因になると話題になったことがありますが、その後の研究で焦げに含まれる「ヘテロサイクリックアミン類」の一部が、細胞のDNAを傷付け、遺伝子の突然変異をもたらす可能性があるとわかりました。
しかもバーベキューや炭火焼など、直火焼きのほうが、この物質が高濃度で検出されます。

焦げはお肌のコラーゲンも分解するので、削って食べることをおすすめします。

ハム、ソーセージ、ベーコンといった加工肉食品によく使われる亜硫酸塩などの保存料は、肌を老化させ、炎症を起こす危険性があります。

一昔前には大手ホテルレストランなどで食品偽装が問題になりましたが、加工食品の場合は消費者庁の「加工食品品質表示」に基づいてパッケージに原材料が記載されています。
お買い物の時には自分が何を食べているのか、じっくりチェックすることをおすすめします。

 食べ物と美肌 :つい食べたくなる物にも危険が!?


スナック菓子の塩分やカロリーはだれでも意識しますが、バターよりマーガリンを選んでいる方も要注意。
これらに含まれるトランス脂肪はコレステロール値を高めて心疾患の原因となるだけでなく、お肌に炎症を起こしたり、UVダメージも受けやすくなるといった影響があるのです。

スパイシーな食べ物は血管を拡張させるので、肌の赤みやシミ、蜘蛛の巣状の静脈を作る可能性があります。
とくに閉経期にはこの傾向が増すので、刺激的な食べ物は控えめに。

 食べ物と美肌 :飲み物はストロー使用がベター? 歯やお肌の健康を損なう飲み物


動脈硬化やガンの予防に効果が期待できるとされるポリフェノール。
それを含む赤ワインは、健康志向の人の支持を得ている一方、白ワインには酸が歯のエナメル質を弱らせる危険性が指摘されています。

エナジードリンクや柑橘類のジュースも酸性が強いため、ニューヨーク歯科大学のモーリン・マクアンドリュー臨床学教授は「なるべく歯に触れないよう、ストローで飲みましょう」と語っています。

コーヒーも酸性飲料です。カフェインには利尿作用や皮膚ガンのリスクを下げる効果もありますが、お肌の水分を失わせるので、保湿力の高い美容液などでお肌ケアを忘れずに。
紅茶のタンニンは歯の着色が気になりますが、ミルクティーなら牛乳に含まれるカゼインが歯の着色を防いでくれます。

 食べ物と美肌 :できることから、長く続ける


いかがでしたでしょうか。
毎日の食生活の積み重ねが、5年後、10年後のあなたを変える、と言えそうです。

「だしを利かせ、具だくさんの味噌汁で塩分を抑える」など、食生活を改善する情報はインターネット上にもあふれていますよね。
一度に全部変えようと思わす、できることから、少しずつ健康的な食生活を始めましょう!

参考:コープネット事業連合「なるほど!食卓の安全学」肉や魚の焼き焦げより。
http://www.coopnet.jp/products/anzengaku/2010/201008.php