井上真央主演ドラマで番宣も松本潤の「日曜劇場」が“99.9%”大コケする理由

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 4月17日にスタートする嵐の松本潤主演の日曜劇場「99.9─刑事専門弁護士─」(TBS系)に、早くも「99.9%大コケ」の声が飛び交っている。

 松本のドラマ出演といえば、これまではラブコメディーが多かったが、今回の役どころは有罪率99.9%と言われる日本の刑事裁判で0.1%の無罪勝訴にかける弁護士・深山大翔。TBSも大いに期待しているようだ。

「さっそく、松本ファンを取り込もうと、過去に松本が出演して大ヒットとなった『花より男子』の特別編集版を3月13日〜4月17日にかけて放送する気合の入れようです。各放送後には、『99.9〜』の特別映像および、松本による撮影現場レポートが盛り込まれるといいます」(テレビ誌ライター)

「花より男子」は少女マンガ原作の恋愛ドラマ。しかも、主演の井上真央と松本が交際に発展した作品だけに、若い女性たちから注目を浴びそうだ。

 ところが、テレビ関係者は「TBSは『日曜劇場』の客を見誤っている」と、その戦略を一刀両断する。

「『半沢直樹』『下町ロケット』といった骨太で重厚なドラマがヒットしたことでもわかるとおり、日曜劇場の視聴者は中年以上の男性層がメイン。そうした人たちはドラマに対して目が肥えており、嵐のメンバーが主演だから観るというわけではない。今クールのSMAP・香取慎吾主演『家族ノカタチ』が、視聴率1ケタ連発の大爆死となっているのがその証拠です。若い女性層をとりこもうとしていたら、ますます中年男性層が離れていくのは火を見るより明らか。TBSサイドもそれは重々承知だと思いますが、ジャニーズの圧力に逆らえなかったのでしょう」

 こうなったら残り“0.1%”の可能性にかけるしかなさそうだ。