厚生労働省のまとめによると、2012年度の個別労働紛争解決制度の相談内容は、職場のいじめや嫌がらせに関するものが最も多かったことが分かった。総合労働相談件数は、106万7210件(前年度比3.8%減)、うち民事上の個別労働紛争相談件数は25万4719件(同0.6%減)で、ともに減少した。相談内容を見ると、「いじめ・嫌がらせ」(17.0%)、「解雇」(16.9%)、「労働条件の引下げ」(11.2)の順に多かった。近年は「解雇」