算数が得意な子でも、意外と苦手なのが「量感」や「概数」の問題だ。たとえば、大人の場合、スーパーで、レジに行く前にだいたいの金額が計算できる人は結構いるもの。また、「500円玉でお釣りをもらうお金の出し方」「小銭を極力減らすお金の出し方」なんかも、得意だ。さらには、バーゲン会場で「3割引の服1枚と、5割引の服1枚、7割引の服1枚の合計額」なんて複雑な計算も、頭の中でパッとできてしまったりする。ところが、子ど