18日にリーガ優勝を決めたRマドリー。マドリー市内でも盛大に祝勝会が催されたが、その歓喜の輪の中にFWアントニオ・カッサーノはいなかった。この若者は、リーガ最終戦を見守ることなく、出身地のプーリア州(南イタリア)に帰っていた。故郷バーリにあっても、もはや誰も彼を偉大な一流選手だと認める者はいない。昨年1月にRマドリーへ移籍して2年目のシーズン、かつて寵愛を受けた指揮官カペッロが就任し、ブレイクを期待し