―[シリーズ・駅]― 日本有数の石炭の街として栄え、1960年のピーク時には10万7972人が住んでいた夕張市。これは当時の北海道の自治体で7番目に多かったが、エネルギー政策の転換で市内に24か所あった炭鉱は次々と閉山して一気に衰退。その後、06年に財政破綻が報じられたことは覚えている人も多いはずだ。◆交通手段が少なくなった夕張市そんな夕張市には、新夕張駅から総延長16.1?のJR石勝線の夕張支線が走っていたが、1