女形を得意とした文楽人形遣いの人間国宝、吉田簑助(よしだ・みのすけ、本名平尾勝義=ひらお・かつよし)さんが7日、大阪市の病院で死去した。91歳だった。同市出身。葬儀は12日正午から大阪府吹田市桃山台5の3の10の公益社千里会館で。喪主は妻匡子(きょうこ)さん。人形遣いだった父親に連れられて幼い頃から楽屋に出入りし、1940年に6歳で三代目吉田文五郎に入門。48年、二代目桐竹紋十郎門下となり、6