トランプ前米大統領のホワイトハウス帰還が確定し、国際社会で悲喜が分かれている。尻に火がついたのは欧州だ。トランプ氏が欧州の「安保ただ乗り論」、ウクライナ支援懐疑論を主張してきただけに、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)国家は防衛費の負担増加と「安保の傘」弱化を懸念している。フランスとドイツは対策の議論に着手した。フランスのマクロン大統領は6日、ドイツのショルツ首相と電話をした後、「我々