【台北時事】米大統領選でトランプ前大統領が勝利したことで、台湾では中国からの武力侵攻を念頭に強化してきた対米関係の先行きへの懸念が広がった。軍事費増額の要求や半導体産業への圧力が強まれば、関係が不安定化することは避けられないとみられている。台北で7日に開かれた有識者フォーラムでは、大手金融機関のエコノミストが「軍事予算の増額を要求される可能性が高く、台湾にとって最大の圧力になる」と指摘。いち早