私は実家の近くでパートをしながら、ひとり息子のソウを育てています。ソウが通う保育園ではよそから引っ越してきた保護者も多く、地元に詳しい私が何も知らないママたちにいろいろ教えてあげていました。そんなふうに頼りにされているうち、私はすっかり「顔の広いママ」として知られるようになったのです。そんな私のもとには、日々いろいろな情報や噂話が入ってきます。そしてある日、私はとんでもない事実をつかんでしまいまし