将棋の菅井竜也八段(32)が3日、兵庫県姫路市の世界遺産・姫路城で豊島将之九段(34)と人生初の人間将棋に臨んだ。姫路城での人間将棋はコロナ禍を挟んで5年ぶり。三の丸広場で駒役を務めた地元中学生40人と出演し、初手▲5八飛。先手から得意の中飛車を選択し、結果は敗れたが「こんなに多くの方の前で対局できたのはいい経験。素晴らしい天気の中、内容も良かった」と笑顔を見せた。豊島とは先月、死闘を演じた。名人挑