将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=が2日、地元・愛知県常滑市の中部国際空港で広瀬章人九段(37)との第45回JT杯準決勝に臨み、137手で敗れた。1993〜95年度の郷田真隆九段(54)以来、史上2人目の3連覇がかかる決勝進出を逃した。その間、羽生善治九段(54)ら計6人が挑んだ壁に7冠までもが阻まれた。「こっちの攻めが細い。全体として厳しい感じで指した」。相掛かりから飛車と金桂の2枚替えへ進めたが、終局後はその直前、58